ソフトバンク・周東 「行けるかなと思ったので」野村勇との重盗決めた! リーグ独走15盗塁

[ 2024年5月19日 05:00 ]

パ・リーグ   西武2―3ソフトバンク ( 2024年5月18日    みずほペイペイD )

<ソ・西>ファンとタッチするソフトバンク・周東   (撮影・成瀬 徹)
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 ソフトバンクの周東が自慢の俊足で先制点を生んだ。初回、西武先発・渡辺から四球で出塁。続く野村勇も四球で一、二塁となると、柳田の空振り三振後、4番・山川の初球から仕掛けた。

 相手バッテリーもノーマークで悠々とセーフ。周東のスタートを見て二塁へ向かった野村勇との俊足1、2番コンビで完璧な重盗を決めた。リーグ独走の15盗塁目を決めた鷹のスピードスターは「クイックが速い投手でしたけど、行けるかなと思ったので走りました」と冷静に状況を振り返った。

 これで1死二、三塁となり、山川が続く2球目を三ゴロとする間に生還した。そつがない見事な攻撃だった。不動の4番が打点を挙げればチームは負けない。開幕から続く“不敗神話”は1分けを挟んで17連勝にまで伸びた。小久保監督も「あの場面でいったら内野手は下がる。ゴロさえ打てば1点が入る。そういう感じの点の取り方でしたね」とうなずいた。

 投打がガッチリとかみ合って首位を快走している小久保ホークス。突破口を開く周東の足も大きな原動力となっている。(木下 大一)

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