石原さとみ 「私を変えてほしいんです」映画監督に出演直談判し断られるも「連絡先だけでも」3年後…

[ 2024年5月4日 18:21 ]

石原さとみ
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 女優の石原さとみ(37)が3日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。主演映画「ミッシング」(5月17日公開)に出演することになった経緯を明かした。

 石原は同作では1人娘の失踪をきっかけに出口のない迷路をさまよい続ける母親役を熱演した。出演することになった経緯について、「6年前に自分の中で悩んでいまして」と語り出した。

 「自分自身に変わらなきゃいけないとずっと思っていて。変わりたいという願望が強くて」と周囲からも飽きられているのではないかと焦っていたという。そんな時に「吉田恵輔作品に出会いまして」と同作の監督を務めた吉田氏の作品を見て、「この人だったら私のこと変えてくれるはずだと思ったんですね」と回顧した。

 「吉田さんが作る作品って、世界観がザ・ドキュメンタリーのようなんですけど、でもエンタメ要素もあって、苦しくなったりぞくぞくしたり、嫌な気持ちになったり、でもちょっと希望があったりっていうので。たぶん私はこの世界に入れないと思ったんです」と石原。

 「なんですけど、この世界に呼ばれないんだったら自分からお願いしに行こうと思って」と自ら吉田監督の知人を尋ねまわり、その知人と吉田監督に会うことに成功。そこで「あなたとお仕事がしたい。私を変えてほしいんです」「どんな作品でもいいので出させてください」と直談判したとした。

 すると「お断りされまして」と衝撃の返答が。MCの笑福亭鶴瓶が「凄いなそれ、断ったん」と驚くと、吉田監督からは「石原さとみさんはメジャーすぎて想像できない」とも言われたとした。

 石原は「それでも」と粘りを見せ「連絡先でも」と連絡先を交換する事には成功。それでも3年間は全く音沙汰なし。「で、3年後に“脚本書きました”っていう連絡をいただきまして」と振り返った。

 「震えあがるほど、普通にジャンプして喜びました。“やった~!”って」と語ったものの、「聞いたところによるとキャスティングは私じゃなかったんですね。娘がいなくなった母親の役で。その時は結婚もしてないですし、子供もいないですし。なんですけど、そこから」念願の役を手にしたと語った。

 その後石原は20年に結婚、22年4月に第1子出産を発表した。鶴瓶が「この本のために子供産んだん?」と話すと、石原は「いやあ」と笑いながら否定しつつも「でもそのくらいの感覚になるぐらい」と話した。

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