競泳日本代表 リレー種目でのメダル奪還へ最新機器導入「コンマ1秒でも速く引き継ぐために」

[ 2024年5月10日 04:00 ]

<競泳日本代表 公開練習>この日、Xsens DOTをつけて練習を行った選手たち(撮影・西海健太郎)
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 パリ五輪に出場する競泳日本代表が、リレー種目でのメダル奪還に向けて最新機器を導入した。

 9日に都内で公開された合宿で、リレーメンバーが飛び込みの加速度や角度のデータを測定できる小型センサーを装着し、引き継ぎ練習を実施。データがフィードバックされた。

 スタート時に静止する必要のある個人種目と違い、リレーの引き継ぎは台上で自由に動くことが可能で、フロントステップ、バックステップなど複数の種類がある。

 タッチとのタイミングを合わせることでタイムを短縮する従来の方法に加え、最大限の力を発揮できるスタートの形を追求する。日本は21年東京五輪でリレー種目で6大会ぶりにメダルを逃しており、梅原競泳委員長は「コンマ1秒でも速く引き継ぐためにトレーニングを継続していく」と強調した。

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