【平和島ボート G2モーターボート大賞】好感触の下出卓矢 ルーティンでさらなる上積みを

[ 2024年5月14日 19:13 ]

初日からエンジンに手応えを得た下出卓矢
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 <平和島15日2、11R>当地G1覇者が早くも手応えをつかんだ。14日の初日2Rをイン速攻で制した下出卓矢(37=福井)。13日の前検で1番時計をマークしていたように、本番でもエンジンパワーを感じ取っていた。

 「特訓からスタートの足には余裕があった。スリット近辺から1コーナーまでの足がいいですね」とニッコリ。まだ「ターン回りやグリップは普通」と課題は残るが、それでも「上積みできそうなエンジンだし、楽しみしかない」と続けた。

 平和島は19年10月の開設65周年記念でG1初制覇を飾った舞台。「あのときは出足が凄く良かった。今回もあり得ないくらいの舟足に仕上げたい」と力が入る。レース後はすぐに整備室に向かい、最近のルーティンだというリング交換を実行。その後はプロペラ調整に取りかかった。

 「まだデータを集め始めてから半年だけど、リングを交換するとプロペラが合いやすくなる。理想はバランスを取りながら伸びる状態。自分は捲って勝つのが好きなので」

 15日の2日目は2Rに5号艇、11Rに2号艇で出走。さらなる進化を遂げた舟足で、白星量産を狙う。

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